頭にきた時

頭にくることがありました。

あまりにも頭にきて、ベランダに出て風にあたり深呼吸をしてしまいました。
厭な思いをして、そのカッカした頭をどこかにぶつけないと、その思いを
全く関係のない家族に向けてしまうかもしれない。
もしかすると家族ではなく明日、仕事先でとんでもない発言をして失敗をしてしまうかもしれない。
自分より小さな者に対して、この怒りを転換させてしまうのかもしれない。
この頭にきた感情をいつまでも引きずって他の大事な人たちまで何らかの形で伝染させたくはないので、この不満と怒りはここで静かに吐き出してしまおう…と思いました。
私が相手と口論したところで、相手も怒りを現わしている場合は、私の気持ちは全く届くことはないと思います。
相手がたとえ怒っていないとしても、相手に自分の思いを伝えることは難しいことだからです。
それは長年一緒に暮らしている夫婦でも親子でもそうだと思います。
ただの感情のぶつけあいになってしまうだけなのだろうと思いました。
感情的な言葉は言い方を間違うと今までの関係もこじれてしまいかねません。
ですが、まいど同じことを言われているのも精神衛生的に宜しくないと判断し、常識の範囲で自分の思いをお伝えしました。
おそらく、私の思いは何も伝わらないでしょう。
関係は、またこじれてゆくのでしょう。
私はまた絵を描くことになりそうです。絵を描くことで、文章を書くことで、自分の中にこの不安定な感情を溜めない、ということを覚えました。