谷中散策

cosmos222013-02-10

先日、国立科学博物館で現在開催されている『チョコレート展』を見に娘と出かけました。
チョコレートの原料からチョコレートが固形物として私たちの口にはいるまでの工程を映像や展示物などで説明されていました。

そこを出てから上野公園、東京芸大を横切り東京の東側、文京区と台東区にまたがる、谷中、千駄木周辺を散策しました。
ここら辺はJRだと日暮里駅に近いようです。
以前、絵画教室の先生から私に『谷中』の街に一度いってみるといい、と言われたことがありました。私にはこの街が合うと言われていたので、一度どんなところか来てみたかったのです。

東京の下町と呼ばれている地域で昔からの家が立ち並び、どこか静かで落ち着いている感じがしました。
辺りには、お寺や神社、墓地、図書館、古本屋やアートギャラリー、雑貨店などがてんてんとしていてのんびりと散策するにはいい所だと感じました。

三崎坂というゆるやかな坂を下ってゆくと角に素敵な外観の喫茶店を見かけたので入ってみました。
お店の名前は『ペチコートレーン』。小さなお店です。
入るなりとても温かい雰囲気。なんとなく田舎のヨーロッパ風の感じでカウンター席とテーブル席があり私たちは四人がけのテーブル席へ座りました。
他のテーブルと椅子を見るとどれも違う形をしていました。
何気に飾られている一つ一つのアジアンティーク家具、雑貨が自然に置かれていて、すごく素敵です。
木のぬくもりとステンドガラスと植物、静かに流れているジャズの音楽が居心地を良くしてくれます。
所々に飾ってある絵画もいいものだと…。
此処に来て、額に納められて飾られてある絵画がお部屋の中を和ませるものだということに初めて気がついたようなかんじがします。
自分で描いているのにそんなことが分からなかったとは…。

自分の家もいつかこんな感じにしてみたいと思ってしまいましたが…。