桜

実家近くに大岡川という川があります。
毎年この時期になると、川沿いには両岸に植えられた桜並木が満開に咲き乱れ、美しすぎて奇妙な風景に感じたことがあります。
でも見物人があまりに多いとその感じは消え失せてしまい、すこしもったいない気がするのです。
早朝に行くと奇麗なのかもな…。

桜を描いてみたい気がします。
私は見たものをそのまま写真のように描けないようです。
先日も鰯を描いていて、実物と比べてみるとあまりに違うものを描いているようなのですが、ああいうふうになってしまいました。だから桜を描いた時、どんなふうになるのか
と想像してしまいます。

最近、可笑しかったのは、先日の絵画教室で想像しながら描いた人物がすごく渋くてダンディな男性になっていたのです。
何度描いても、カッコ良くなってしまうのです。

その人物は昔、演出家.映画監督として活躍されていた「ガハハおじさん」で有名だった和○勉さんなのです。

今、私は絵画教室で絵本作成にむけてストーリーや登場人物のキャラクターを考えていますが、その中にこの「ガハハおじさん」的なキャラクターを重要人物としてだそうと考えているのですが、練習で何枚描いても渋くなってしまうのでした。
困り果てていると、「主人公と一緒に描くとキャラが変わりますよ」と先生に言われたので描いてみると案の定キャラが変わってきたのです。