人の心

cosmos222013-11-05

今日は晴天でしたので家じゅうの布団座布団を干し、部屋の掃除をし、洗濯機を4回まわしました。

ところで先日、パシヒィコ横浜国立ホールで『第67回日本臨床眼科学会市民公開講座
を聴きに行きました。
この市民公開講座の参加は抽選でしたが、以前実家の母親が2名分ハガキで応募したら当選したといい、「小泉純一郎が公演するから行こうよ」と誘われました。

小泉純一郎氏は政界を引退し最近はテレビにも出てきませんが引退しても強い印象が残っていたので、きっとおもしろい話を聞かせてくれるのではないかと興味があり行ってみました。

市民講座Ⅰ部では緑内障やその他目の病気についての講座。
緑内障は眼球内の圧力が高くなって視野が狭くなる病気。
完治できる病気ではないけれど早期発見し早期治療を続けてゆくことで進行を何年も
遅らせることができるとのことでした(個人差はあるとのこと)。


Ⅱ部に小泉純一郎氏の公演『思うように行かないのが人生』。

小泉氏は自身の人生(離婚経験、政界落選経験)や、世の中の数々の歴史(過去の戦争、過去の歴史上人物)を取り上げながら『人間の心(自分も相手も)は、変わる』ということ、「それだから思うように行かないのが人生なんだよ」と言いたかったのだと思いました。

そして、高杉晋作の名言『おもしろき こともなき世に おもしろく…』を出して、
思うように行かないのが人生だけど、自分しだいでおもしろくもなるしおもしろくならないのかも…、と誰に話しているのかわからないようなポーズ(自分に言い聞かせているようにも見えました)で話したり、とにかくとても話が上手な人だと感じました。
聴衆を惹きつけるものをもっていると感じました。

ですが、ご本人は子供のころから国会議員にだけはなりたくなかったと話していました。
人前で話すのが苦手だったからそれだけは厭だったようです。

『人の心は変わる』ということなのでしょう。