イメージ力

cosmos222014-05-03

昨日は朝起きて、久しぶりに美術館へ出掛けてみようと思いました。
さっそく都内の美術館をパソコンで検索してみると国立新美術館で開催中の「イメージ力」という言葉に目が止まりました。さっそく、出かけてきました。
久しぶりの国立新美術館です。
この空間、気分が落ち着きます。
ゴールデンウィーク中でしたのでもっと混んでいるかと思いきや意外とすいていました。
「イメージ力」の会場内は日本をはじめ世界の国の仮面、神様や精霊の像、
飾り物、民族衣装などが飾られていました。

『人はずっと昔から、くらしの道具として、身につけるかざりとして、祈りの対象としてたくさんのイメージを生み出してきました。
そして人はイメージから色々なことを感じ取ります。イメージには見た人に何かを感じさせる「力」があるのです。』

『光と色に覆われることで、その人物や器物はそれにふさわしい力を発揮することができるようになる。そうした力のひとつが邪悪な物を跳ね返す反射の効果でしょう…。』

壁に掛けられている説明文が身体の中に、すーっと入ってゆきます。
「イメージ」とは、いろんな意味や思いが込められているものなのだと。
イメージをとおして何かを伝える…。言葉にできないものを伝えるために
芸術はあるのだろうな…と感じました。

はたして、自分はどこまで描けるだろうか…。

今私が手がけている絵本は、あるものをイメージ化して絵にしているという、なんだかよくわからないものまで出てくると思いますが、何かが少しでも伝わればいいかな…などと思っています。