川崎大師 大開帳奉修

cosmos222014-05-31

今日は、何となく川崎大師駅で降りました。
参道沿いのお土産屋で売っている小さな蛙を眺めていたら店員さんが話しかけてきました。
店員…「赤札もらってきた?」
私 …「いや、頂いてないですよ。結構並ぶらしいんで…。この時間じゃもうおわりでしょうし」

時計の針は3時に近づいていた。

店員…「まだ間に合うかもしれないから行ってみなよ!次は10年後なんだ    よ!行きなよ!急げば間に合うよ!!」

私は赤札に全く興味もなかったのですが、その店員さんの勢いに背中を押されて川崎大師平間寺へ向ってしまいました。
そして列の最後尾を見つけ並んでみると、私の後ろ10数人ほどで閉めきられました。
10年に一度の1ヶ月間の御開帳。最終日の最終回。
ものすごい人の列です。
ただ、ここからが長かったのです。
赤札を頂くまで、ここから1時間半も並ぶとは想像していませんでした。
いったいこの回の最前列の人は何時間並んだのだろう…。
皆、このお札を頂くために遠くから足を運び、この暑さの中、文句も言わず黙々と並んでいるのです。
私は途中で帰ろうかと思いましたが、こういう機会はこの先経験しないだろうから一度くらい味わってもいいかと思いなおして並んでいました。
それにしても、日本人は忍耐強い人が多いのかも…。
見習わねばならない所はあるけれど、そこまでその「忍耐」を皆と同じになくてもいいし、他の「忍耐」でもいいし、とおもったり。
要は、忍耐に縛られて熱中症で倒れるほど我慢しないないほうがいいのではないか…。
自分を少しでも前に進ませてゆければいいのかな…などと考えたりしました。