「容疑者Xの献身」を観て毎回思うこと。

cosmos222014-07-23

今日は朝から「容疑者Xの献身」のDVDを二回ほど観ていました。
このDVDは今までも数えきれないほど繰り返し観ています。
ストーリーに魅かれているのか福山雅治に魅かれているのかよく分かりませんが…(笑)。ただ毎回、せつなさが残ります。

隣人の男性は容疑者の女性を助けるために、自ら他の殺人を犯してしまう。
容疑者の女性を助けることで、「人を愛する」という喜びと満足感を初めて味わったのでしょう。それがけして正しい道ではないにしても本人にとっては何モノにもかえられない幸せなのでしょう。

なんというか…。
この男性はこの人に魅かれてしまったのだから仕方がないのでしょうね。
ただ、この容疑者の女性からは最後まで振り向いてはもらえなかったように見えます。
その素晴らしい頭脳がありながら使う方向を間違えてしまっている、
どこかで少しずつ方向がずれてしまったのかもしれません。
毎回、観るたびに残念に思うのです。