思い出の箱

今日は以前から片づけようと思っていた部屋の押入れ天袋の整理をしました。
その中には、子供の小さいころに描いた絵や大昔の車の雑誌、大昔使っていた
プリンターの空箱、なんだか分からない空箱などが入っていたので使わないものは処分をし天袋の中を空にしました。。
そのほかに16年前、この土地に引っ越してきた時に、そのまま押し込んだ段ボール箱がありました。これがまた重たい。
中を確認すると、ものすごい量の手紙が入っていました。
これは、おそらく旦那の独身時代のお友達からの手紙。
ざっと2〜3人の送り主の名前。
中を見はしなかったけど。
そうか。昔は携帯なんてなかった時代…。
手紙でその時の感情を相手に伝えていたんだろうな…。
この送り主たちは電話では伝えられない感情を紙とペンを使い何時間もかけて
かいていたのだろうか…。
それに対して、彼は、ちゃんと手紙で返事を返したのだろうか?。

それにしても彼は、「俺はむかしはモテたんだ」と話していたことがあったけど…。
人よりいい思いをしてきたんだろうな。
ちゃんと楽しい思いは経験してきている。
それが結果的に踏んだり蹴ったりの結果になったのかどうかは知らないが、
その時はいい思いをしたと思うな…。
なににでもいえるけど、いい思いをするには面倒なことも引き受けなければならない、ということなのかも…。
昔読んだ河合隼雄「こころの処方箋」にも似たような内容の話があったような…。