生きることと考えること その2

cosmos222014-11-12

少し前に映画「不思議な岬の物語」を観に行きました。

物語はとても穏やかで自然な流れで始まります。
主演の吉永小百合さんは小さなカフェを経営しています。
映画の中の吉永さんは実年齢を感じさせません。
衣装も素朴で質素で温かい雰囲気をだしていてとても似合っていました。

そして店は岬の先端。古い木造の建物です。
店内は素朴なテーブルや椅子、手作りなのか陶器のコーヒーカップやステンドガラスの窓、真中には古いストーブ。壁には亡くなったご主人が描いた虹の絵が飾られています。

この映画の役の中では吉永さんのセリフは少ないですが、この人の人柄と静かな時間を求めて常連客が集まってきます…。

この映画を観て感じたことは、上手く話すことではなく、相手の立場になって
話を聴いてあげている。だから人が集まるのだと思いました。
そして日頃から小さなことでも助け合う、協力し合うこと。
その積み重ねはたぶん、とても大事なことなのでしょう…。

普段はけしてパンフレットまで買わない私でしたが今回は迷わずに買いました。