ちひろ美術館

cosmos222015-03-07







先日、東京・ミュージアムぐるっとパスを利用して東京都練馬区の「ちひろ美術館」、『窓際のトットちゃん』展<3月1日(日)〜5月24(日)>へ行ってきました。
「窓際のトットちゃん」の物語は黒柳徹子さんの自伝物語です。
いわさきちひろさんの水彩画作品を挿絵としていましたが、どの絵もほんのりと温かく優しい気持ちを蘇らせてくれるようなものでした。

舞台は、黒柳さんが通っていた小学校「トモエ学園」。
そこでのユニークな小学校生活と教育方法を紹介しています。
校長の小林先生は『どんな子も生まれたときにはいい性質を持っている。それが大きくなる前にいろいろなまわりの環境とか大人たちの影響でスポイルされてしまう。
だから、早くこの「いい性質」を見つけてそれを伸ばしていき、個性ある人間にしていこう』という方針の方でした。
また小林校長先生は、障害をもっている子も普通の子も「みんな一緒にやるんだよ。」といい「助けてあげなさい。」とは一度も言わなかったとおっしゃっていたそうです。
その解説文を読んでいて何故だかこみあげてくるものがありました。