雑談

ある人が話していました。

うちは親が変わっていて、自分の好きなように生きて行け!…という人だったものだから、俺たち兄弟はホントに好きなように生きてきた。
一番上の兄は漁師になり、弟はボクシングの道へいった。
兄貴は中学を出ていない。
中学のころ失踪をしていて行方が判らなかったけど大検で資格を取って卒業したので大卒になっている。
後になって、あの失踪した時どこにいたのか聞くと、北海道で木彫りの熊を彫っていたんだと話してくれた。
変わっているけど、いい人間なんですよ。皆もいい人だという。人に好かれる。
ただ、すぐ辞めちゃうんだ、なんでも厭になってしまって辞めてしまう。
さすがに大検を辞めると言ったときは俺は怒りましたよ、そんなんでどうするっ!って…。

私の中でこの話が引っかかっていました。
自分をいい人に見せていたから疲れてしまうんだろうって。