思い浮かんだこと

cosmos222012-04-27

昨日の自分のブログを読み返していてなにか気に入らない。
この中学生だった少年は、見ていたくなかったのではないか…と思いました。

いろいろな人の行動や話している言葉や正しいと言われている事やら悪いと言われている事やら…そうゆうものが我慢できなかったのではないか…、繊細な人なのだと思いました。
いい人に見られることに疲れてしまった、ということはあるかもしれないけれど、いろいろなことから離れてしまいたかったのかもしれない。
親からも離れたかったのでしょう。

そして木彫りの熊を彫っていた…。
自分と向き合う時間が必要だったのでしょう。

私は、自分が中学生だった頃に経験してきたことを思い出し、この文章を書いているだけなのでこの中学生だった少年が本当はどういう気持ちだったのかは判りません。
ただ、想像してしまうのです。
村上春樹の『海辺のカフカ』『1Q84』の本を思い出しました。
海辺のカフカ』に出てくる少年は家出をして旅に出る。その少年は、最後には元に戻るのです。
1Q84』は「小さな父親」が出てきます。
小さな父親たちとその子供たちを書いています。

なんとなく、この2冊の本が頭に浮かんできました。